医院案内|平塚市宝町で皮膚科をお探しの方は平塚駅前あやべ皮膚科まで

院長あいさつ

院長

はじめまして。
皮膚をみるとき、様々な思いや暮らしが背景にあります。健やかな美しさをサポートするため、皮膚科専門医、漢方専門医としてのこれまでの経験をいかして、優しく分かりやすい診療に努めます。
お一人お一人のお話と症状から、考えられることについてご説明し、必要な治療の選択、検査等をいたします。
きめ細やかな治療を心がけてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

院長 綾部 原子 あやべ もとこ

経歴
  • 東邦大学医学部 卒業
  • 横浜市立大学附属市民総合医療センター皮膚科
  • 横浜市立大学附属病院皮膚科 助教
  • 神奈川県立汐見台病院(現 康心会汐見台病院)
  • 横浜市立大学附属病院 助教
  • 漢方研修。岡洋志先生に師事
  • いずみ野皮ふ科
  • よつば内科・漢方クリニック
資格
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本東洋医学会認定漢方専門医
所属学会など
  • 日本皮膚科学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本皮膚免疫アレルギー学会
メディア・講演・発表
  • 2024年8月・9月 ラジオ日経 漢方トゥデイ
  • 2024年9月    青森南皮膚科医会

診療案内(皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科)

皮膚科

皮膚のかゆみやにきびなどのよくある症状から、アトピー性皮膚炎・蕁麻疹やヘルペスなどのあらゆる皮膚疾患、円形脱毛症・巻き爪や陥入爪まで幅広く診察しております。皮膚疾患は放っておくと慢性化や悪化することが多いので、一人で悩まずお気軽にご相談ください。患者様お一人おひとりに合わせた検査や治療法を選択し、様々な皮膚の症状に対応いたします。

小児皮膚科

お子さまの皮膚はデリケートで、トラブルが起こりやすいのが特徴です。おむつかぶれや乳児湿疹、乾燥、あせも、虫刺されなどのほか、集団生活を送るお子さまはみずいぼ、とびひなどの伝染性の皮膚疾患にも注意が必要です。皮膚の状態がその後のアレルギー発症に関係することがあります。

美容皮膚科

にきびやにきび跡、しわやくすみなど肌のお悩みは人それぞれです。当院では肌のターンオーバーを正常化・促進させるケミカルピーリングやシミや治療としてレーザー治療、美容・美肌や疲労回復に効果のあるプラセンタ注射を取り扱っております。敏感肌の方におすすめの各種化粧品もご用意しておりますので、ご相談ください。



診療案内(アレルギー科)

舌下免疫療法

アレルゲンを少量から舌下に投与することで、体がアレルゲンに慣れ、症状を改善させる治療です。
当院ではシダキュア(シダ花粉舌下錠)とミティキュア(ダニ舌下錠)の舌下免疫療法を行っています。
スギ花粉症とダニによる通年性アレルギー性鼻炎に保険適応があります。
確定診断のために血液検査によるIgE抗体を確認します。
初回は院内で服用していただき、アナフィラキシー症状といった副反応を確認します。

舌下免疫療法について詳しくはこちら

診療案内(漢方診療)

漢方内科では皮膚疾患の改善を目的として診療をいたしますが、東洋医学的な診察を行い、体全体のバランスを整えることなどを優先した治療を行うことがあります。
その際、胃腸(脾胃)を整えることを行う等、漢方内科的なアプローチが必要と考えられる場合に、内科的な指導管理料等が発生することがあります。

漢方診療で対象となる疾患は
尋常性ざ瘡(にきび)、酒さ、脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症、円形脱毛症などとなります。
皮膚悪性腫瘍などは漢方診療の対象となりません。
診療中は看護師またはカルテ記録者が同席することもご了承ください。

漢方診療を行う上で、皮膚症状以外の症状についてもお聞きすることがあります。
皮膚は体のひとつであり、皮膚症状を改善する上で、処方を決めるために体全体の状態を知るための診察であるためです。

丁寧な診療体制を維持するため、国によって承認されている選定医療の予約診療を導入しております。
それにより当院のクリニックの漢方診療(保険診療)においては、保険診療費用に加えて選定療養の予約診療費をご負担いただいています。
これは入院時の差額ベッド代や、歯科における自費診療分と同様のもので、国によって「予約に基づく診療」として承認されている保険外併用療法です。
関東信越厚生局に届け出を行っています。

待ち時間を最小限に抑えた上で、なおかつ診療時間を十分に確保する診療スタイルを維持することは保険診療制度では大変厳しい現状にあります。
予約制による予約料をお支払いいただくことによって、お一人に確保できる診療時間を確保し、診療の質が向上することが期待されます。
金銭面でのご負担は増えることになりますが、長期的な視点に立つと、このような診療体制での治療が必要な場合が多いためです。
予告なく変更する場合があります。ご質問がありましたら、診察時に院長へお尋ねください。

漢方外来:保険診療の費用+予約料
予約料:①初診2200円。②再診15分1100円、③再診30分2200円。

①③診察時間の上限30分、②は15分とになります。受付時刻が予約時刻より10分以上遅れた場合はキャンセル扱いとなります。予約料はキャンセル料としてご返金できません。

問診票記入に5-10分程度要すると推定されますので、予約時間の15分前にご来院ください。問診票記入に時間を要する場合、診療時間が10-20分と推定されます。

最終受診から6か月以上再診がない場合は、初診として対応させていただきます。



自費診療について


■内服
シミ・肝斑
シナール (30日分)1500円(税込)
トラネキサム酸(30日分)3000円(税込)
※トランサミン欠品につきトラネキサム酸を納入しています。

更年期症状
エクエルプチ 60粒 30日分 3800円(通常4000円)(税別)
女性の美容と健康をサポートする大豆イソフラボン由来の成分「エクオール」
※注意事項
大豆アレルギーの方は摂取できません。

AGA治療薬
フィナステリド 28日分 5000円(税別)
プロペシア(先発品) 8000円(税別)

■外用
AGA治療薬
ミノキシジル(女性用 1%)3500円(税別)
ミノキシジル(男性用 5%)4000円(税別)

■化粧品
アクセーヌ(ADシリーズ)
ADコントロールローション(化粧水) 3500円(税別)
ADコントロールエッセンス(美容液) 7000円(税別)
ミルキィジェルAD(保湿液) 3500円(税別)
ナリシングジェルAD(保湿ジェル) 3800円(税別)
スキンプロテクターAD(保湿クリーム) 3000円(税別)

I.T.O.
APPプラスEローションGOプレミアム 50ml 5500円(税別)
APPSクリーム 6000円(税別)

ケイセイ
ビタミンCローション 50ml 5000円(税別)
トラネキサム酸ローション 5000円(税別)
アスタキサンチンジェル 6000円(税別)
ハイドロキノンクリーム 5g 2000円(税別)

サンスター
エクイタンス 3000円(税別)

NOV
UVシールドEX 2500円(税別)
UVミルクEX 2000円(税別)
UVローションEX 2000円(税別)

ACシリーズ
ノブACクレンジングジェル 2000円(税別)
ノブACウォッシングフォーム 2000円(税別)
ノブACフェイスローション 2200円(税別)
ノブACモイスチュアジェル 2500円(税別)
ノブACモイスチュアクリーム 2800円(税別)

水いぼ
M-BFクリーム 2000円(税別)殺菌効果の高い銀イオン配合

デオドラント
D-tube 2300円(税別)

注射
帯状疱疹ワクチン
弱毒生水痘ワクチン(ビケン) 8000円(税別)
シングリックス 40000円(20000円/回で2回の接種が必要)(税別)
シングリックスは予約時に発注し、前払いとなります。
※注意事項
弱毒生水痘ワクチン(ビケン)は免疫抑制状態の方は受けられません。

プラセンタ注射
1A 1500円、2A 2000円(税別)
45歳から59歳までは症状により保険適応となりますが、定期的な通院が必要となります。
※注意事項
注射にあたって、同意書が必要になります。
注射部位の疼痛、発赤、悪寒、発熱、発疹
・国内承認医薬品です。

インフルエンザワクチン
自費 4000円
公費も対応しております。

■美容皮膚科
初診料 2200円、再診料 1100円

ケミカルピーリング
8000円(税別) 10月1日より10000円(税別)
レーザースポット照射 濃いシミを対象としたレーザー治療 10mm×10mm 10000円(税別)
サリチル酸マクロゴールを用いて皮膚の角層から表皮上層をはがれやすくし、皮膚のターンオーバーを正常化させる方法です。
にきび、にきびあと、浅いしわ、くすみ、毛穴のひらき、ハリなどを改善します。

レーザートーニング
全体的なトーンアップ、ハリの改善 初回15000円(税別)、2回目以降18000円(税別)
トーニングは出力が弱いため、1回の治療では劇的な変化を起こすのではなく、複数回(症状によって5-10回)の治療を受けることで、少しずつ改善するようになります。

4回コース 68000円(税別)
レーザートーニングは問題がなければ当日からメイクも可能です。
トーニング4回+ピーリング1回 77000円(税別)

当院採用のレーザーはFotona社StarWakerは国内承認機種です。
レーザー治療は妊娠中、金製剤投与歴のある方は治療できません。
自己免疫疾患、乾癬、白斑、光線過敏症の方は治療できません。
感染、色素沈着、熱傷、紅斑、浮腫、疼痛、あざ、白斑の副作用の可能性があります。
一時的にシミが濃くなることがあります。体質的なものや日常的なケアにより異なりますが、3~6か月程度で改善することが多いものとなります。
照射後に、肌に赤身や乾燥、かゆみを来すこともあります。
場合によっては症状の改善がみられないこともあります。
他の美容施術などを行っている場合は、過去のものも含めてお申し出ください。
詳細については予約時に医師より説明いたしますので、まずは一般診療をお受けください。

※注意事項
施術中にピリピリと刺激感が出ることがあります。
アスピリン喘息の既往のある方は受けられません。
妊娠中・授乳中の方は受けられません。
にきびの部分の膿の排出を促進するため、施術直後には皮むけ、排膿、かさぶたなどが起こることがあります。
皮膚が薄くなるため、一時的に乾燥しやすくなり、紫外線の影響を受けやすくなります。
しっかりと保湿と日焼け対策を行ってください。
ニキビの治療薬の一部はピーリング施術前1週間以上中止が必要となるものがあります。

※キャンセル規定
ピーリングの施術はキャンセル規定があります。
体調不良の際などは考慮させて頂きますので、お早めにご連絡ください。
キャンセル等が続いた場合には予約をお取りすることが難しくなる場合があります。予めご了承ください。

■ピアス
片耳5000円〜(耳垂部に限ります)

--------------------------------------
上記価格は2024年4月時点のものです。予告なく変更することがあります。

症状・疾患

にきび(尋常性ざ瘡:じんじょうせいざそう)

思春期以降に多くみられ、顔の他、胸や背中にも出ることがあります。毛穴の詰まりやアクネ菌等の増殖が関与すると考えられており、適切に外用薬を用い、必要に応じて内服薬も併用します。治療抵抗性な場合や月経周期に伴い悪化する場合等、漢方薬を併用することがあります。自費診療のピーリングを行うこともあります。

アトピー性皮膚炎

乾燥しやすいデリケートなお肌の遺伝的素因と様々な環境因子が関与します。適切な薬の使い方や生活習慣が大切となります。内服薬や外用薬、注射薬、漢方薬、光線療法などの治療があり、併用することがあります。免疫抑制剤や生物学的製剤などが適応になることもあり、必要に応じて病院を紹介することもあります。

蕁麻疹(じんましん)

虫に刺されたような皮膚のふくらみや赤みが突然現れ、時間が経つと跡形もなく消える疾患です。原因が特定されないケースが多いですが(特発性)、食べ物や薬剤、ストレス、疲労、ウイルス感染症、温熱・寒冷刺激などがきっかけになることがあります。

湿疹・紅斑

湿疹は乾燥や外的刺激などによって発症します。アレルギー性の疾患である接触皮膚炎や特殊な食物アレルギーや一薬疹の場合、繰り返すことで症状が重くなっていくことがあるため、原因検索が必要なことがあります。

乾癬(かんせん)

銀白色の鱗屑を伴う紅斑が、肘や膝などの当たる部分や頭皮や胸背中など脂漏部を中心に、顔や爪など広範囲に症状が出ることがあります。外用薬や内服薬、光線療法の他、関節症状を伴う場合や治療抵抗性の場合には、注射薬の治療が適応となることがあります。状態に応じた適切な治療が大切です。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手掌や足底に水疱や膿疱がくり返しできる疾患です。外用薬や内服薬の他、光線療法も適応となります。金属アレルギーや病巣感染が関与することもあります。関節症状を伴う場合には、注射薬の適応となることもあり、適切な治療の選択が必要です。

痒疹(ようしん)

強いかゆみを伴う硬い皮疹が散在し、内服薬や外用薬の治療に抵抗性のことがあり、注射薬の適応となる場合もあります。

やけど

高温の物質に触れることで、紅斑や水疱などの症状が出ます。カイロ等に長時間触れた場合、深い低温やけどになることがあります。早期に適切な治療を行うことが、二次感染の予防等からも大切です。

イボ

イボにはウイルス感染によるものや、加齢によるものなど、いくつかの種類があります。
ウィルス性のイボの場合、他の場所に拡がったり、大きくなることがあるため、定期的に液体窒素による治療を行うことが一般的です。

水虫・カンジダ症

水虫は主に足底や趾間に発症し、皮が剥けたり水疱ができます。カビの一種である白癬菌が原因で、爪や体や顔、頭にも症状が出ることもあります。指や爪、陰部はカンジダというカビが原因であることがあります。適切な外用薬もしくは内服薬の選択が必要です。

帯状疱疹

主に体の片側に水疱が帯状に出る疾患です。チクチクした痛みを伴うことが多く、帯状疱疹後神経痛と言われる痛みが長引いてしまうこともあるため、なるべく早く治療を開始することが大切です。50歳以上はワクチンの接種が可能です。

ヘルペス

ヘルペスウイルスが原因の疲労時などに小さな水疱が出る疾患です。口唇や陰部の他、体のどの部位にも出ることがあります。繰り返す場合には、違和感を感じた際にすぐに内服する方法などもあります。アトピー性皮膚炎では、カポジ水痘様発疹症という広範囲に水疱が出ることもあるため、いつもと違う症状の場合は早めに受診ください。

ほくろ

母斑細胞という良性の細胞が増えたものが一般的で、色素性母斑と呼ばれます。鑑別として、悪性腫瘍である悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞腫、有棘細胞癌などがあります。ダーモスコープを用いて診断し、手術が必要と考えられる場合は、適切な病院をご紹介致します。

皮膚腫瘍

粉瘤と言われる良性腫瘍やほくろ、その他の良性腫瘍などの他、悪性腫瘍もあります。いぼ、ほくろ、湿疹などと見分けがつきにくいこともあるため、気になるできものがある場合は放置せず、早めに受診ください。

たこ・魚の目

皮膚の一部に圧迫や摩擦が繰り返しかかることで、角質が硬くなった状態です。足に合わない靴や足の指の変形、脂肪の減少、血行不良などが原因で起こります。魚の目ではなくイボのこともあり、治療法が異なります。

巻き爪、陥入爪

主に合わない靴や深爪、けがや負荷がかかる歩き方などが原因で起こります。痛みを伴うこともあり、適切な処置が必要となります。

円形脱毛症

円形等、斑らに毛が抜ける疾患で、毛に対する自己免疫疾患の一つと考えられています。感染症や他の自己免疫疾患が関係することもあり、採血による検索を行うこともあります。ダーマスコープを用いて、病期や病勢を判断し、外用薬や内服薬、光線治療などを行います。急速に症状が進行する場合、入院治療が適応と考えられる場合等は適切な病院を紹介いたします。

白斑(はくはん)

皮膚の色が白く抜ける症状で、メラノサイトが何らかの原因で減少・消失することが原因とされます。外用薬や光線療法が適応となります。まれに全身疾患と関連することがあります。

水疱症(すいほうしょう)
(類天疱瘡:るいてんぽうそう、天疱瘡:てんぽうそう)

全身の皮膚や時に粘膜に、水疱が生じる疾患です。皮膚の構成物質に対する自己免疫疾患です。内臓悪性腫瘍が関与することもあります。

▲ページトップ